首都圏の地方銀行

東京都民銀行は、首都圏の中小企業と個人のための金融機関として地域社会の発展に貢献することを理念に、1951年に設立された東京を経営拠点とする地方銀行のひとつです。戦後の復興期の日本の経済政策は、大企業が中心であり中小の企業までは手が回らない状態でした。こうした混乱の中で中小企業の金融危機を解消して東京都の経済を再生するために、新銀行設立を望む声が強くなってきました。東京都民銀行は東京都だけではなく経済界など多方面からの期待や協力を受けて設立されたのです。

東京都民銀行は地域に密着した金融機関として、小口融資に重点を置くなど中小企業を応援するサービスを展開しています。法人向けのローンには、首都圏を地盤とする老舗企業や、中小企業を応援するための商品がたくさんあります。審査と手続きを簡素化して貸出しを迅速にするなど、きめ細かにサポートしています。

東京都民銀行はパソコンやスマートフォンなどから取引できるインターネットバンキングにも力をいれていますが、さらに電話や郵便で取引をするダイレクト営業専門店として「ハローアクセス支店」があります。本店の商品とはまた別に「webカードローン」などオリジナルな商品を提供していましたが、平成27年8月にはインターネットでの取引となる「インターネット支店」として生まれ変わります。

東京都民銀行のATMネットワークは大変広範囲です。「しゅとねっと」は東日本銀行と八千代銀行とのATM提携ですし、横浜銀行など近隣の地銀とも提携しています。コンビニではセブン銀行ATMやイーネットATMなどの他、ローソンとも提携しています。どのATMとも平日の時間内だったらATM手数料は無料で利用できるので大変便利です。

東京都民銀行は2014年株式会社八千代銀行と経営統合し、共同持株会社「KYフィナンシャルグループ」を設立しました。これによって首都圏の地銀の中では最大規模の金融機関となりました。